専門辞書パック

専門辞書の使い方と配布所

Nier Voice IME に「その分野の言葉」をまとめて足すしくみが専門辞書パックです。 オン/オフで切り替えられて、いつでも消せます。このページで配布と説明をしています。

目次 ◆ 専門辞書パックとは ◆ 配布中のパック ◆ 絵文字パックについて ◆ 入れかた・切り替えかた ◆ 自分で作る ◆ うまくいかないとき ◆ 要望・不具合の連絡

◆専門辞書パックとは

ふつうの変換辞書に載っていない言葉を、分野ごとにまとめたファイルです。 たとえば天体写真のパックを入れると あんどろめだぎんが → アンドロメダ銀河 が出るようになります。 使う分野のものだけを選んで足せます。

種類中身編集
登録辞書自分で登録した単語追加・編集・削除できる
変換学習選んだ変換を自動でおぼえたものまとめて消せる(この端末だけ)
専門辞書(パック)配布されている分野別の辞書読み取り専用。オン/オフの切り替えと削除ができる

パックの言葉はふだんの変換のうしろに並びます。 いつもの言葉が先に出て、その分野の言葉は続けて候補を送ると届きます。

◆配布中のパック

絵文字とブランド名(英字)はアプリに最初から入っています。 設定 →「辞書」→「専門辞書」で確認できます。手動で入れ直したいときや、他の端末へ持っていきたいときは、 下のファイルをどうぞ。天体写真はこのページからの取り込み限定です。

絵文字

ねこ → 🐱 のように、読みから絵文字を出します。約1,900の絵文字を4,500以上の読みでカバーしています。日常の言い方(おこる・おつかれ・しめきり など)からも引けます。

6,807語候補帯の後ろに出ます

天体写真このページ限定

星座名・天体名・機材・撮影の用語。せきどうぎ → 赤道儀、きょくじく → 極軸、 けんびきょうざ → けんびきょう座、ばとうせいうん → 馬頭星雲 など。

ふつうの変換だと別の言葉になってしまう語を集めてあります。星座名は国立天文台の表記に合わせました。

167語このページ限定

ブランド名(英字)

あっぷる → Apple のように、企業・サービス名を英字表記で出します。

◆絵文字パックについて

絵文字は候補帯のいちばん後ろに並びます。 ふだんの変換はこれまでどおりで、絵文字がほしいときだけ候補を送ってください。

打つ出るもの(後ろのほうに)
ねこ🐱 😸 😹 😺
いぬ🐶 🐕️ 🐕‍🦺 🐩
くるま🚗 🚙 🏎️ 🚌
でんわ📞 ☎️ 📠 📲
ゆき⛄️ ☃️ ❄️ 🌨️
あめ☔️ ☂️ 🌧️ ⛈️
おこる😠 😡 💢 🤬
たのしい😄 😆 🎉 🥳
ごめん🙏 😅 🙇
しめきり⏰️ 🚨 📅
びーる🍺 🍻
しんかんせん🚄 🚅

1つの読みから出る絵文字は4つまでです。よく使うものを選んで並べています。

読みの出どころは Mozc(Google 日本語入力のオープンソース版)が人手で整えた絵文字データです。 しゃーぷだいやる → #️⃣ のように、実際に使う言い方から引けます。
絵文字が □ のような四角で表示されるときは、端末のフォントがその絵文字を持っているかをご確認ください。 新しい絵文字は、Android のバージョンによって対応が異なります。

◆入れかた・切り替えかた

すでに入っているパックを切り替える

1
アプリの設定を開く
2
「辞書」→「専門辞書」を開く
3
パックごとのスイッチで有効/無効を切り替える。要らなければ削除もできます

ダウンロードしたファイルを入れる

1
このページの「ダウンロード」から .json を保存する
2
「専門辞書」の画面で「インポート」を選ぶ
3
保存したファイルを選ぶ。複数まとめて選べます

別の端末にも同じパックを置く

設定の「同期」でログインしておくと、パックそのものをドライブの書棚に置いて、 別の端末から取り出せます。有効/無効の状態は端末ごとです (同じパックを、片方の端末ではオン、もう片方ではオフ、にできます)。

書棚と端末は別に管理されます。ドライブの書棚から下ろしても、端末に入れたパックはそのまま使えます。

◆自分で作る

表計算ソフトで作る

2列の表を作って保存すれば、そのまま取り込めます。Excel でも Google スプレッドシートでも作れます。

    A列(読み)        B列(表記)
1   ぎけん             技術検討会
2   ていれいび         定例日報
3   まるびー           丸ビル

言葉を集めるのを手伝ってもらう

数をそろえたいときは、生成AI に下書きを作ってもらえます。次の文をそのまま渡して、 ◯◯ のところを分野の名前に置き換えてください。

◯◯の分野でよく使う言葉を、日本語入力の辞書用に120語ほど挙げてください。

出力は2列のCSVだけにしてください。
1列目は読みで、すべてひらがなで書いてください。
2列目は実際に入力される表記です。

例:
ぎけん,技術検討会
ていれいび,定例日報

読みは、キーボードで実際に打つとおりに書いてください。
同じ読みの言葉が複数あるときは、それぞれ行を分けてください。
出てきた読みには、目を通してから使ってください。読み方が複数ある言葉や新しい言葉ほど、ずれが出ます。 そのまま保存すれば、上の表計算と同じ手順で取り込めます。

JSON で細かく指定する

表示名や説明を付けたり、候補の並び方を指定したいときは JSON で書きます。テキストエディタで作れます。

[
  { "Meta": true, "Title": "うちの現場用語",
    "Description": "職場で使う略語をまとめたもの" },
  { "Reading": "ぎけん", "Surface": "技術検討会" },
  { "Reading": "ていれいび", "Surface": "定例日報" }
]
自分の端末で使うだけなら、上の表計算やCSVのままで足ります。JSON にすると表示名や説明が付き、人に渡しやすくなります。

JSON への変換も頼める

手で書き写さなくても、生成AI に変換してもらえます。集めた言葉と一緒に次の文を渡してください。

次の言葉のリストを、日本語入力アプリの辞書パック用のJSONに変換してください。

出力はJSONの配列だけにしてください。
先頭に設定の行を1つ置き、そのあとに言葉を並べます。

[
  { "Meta": true, "Title": "パックの表示名",
    "Description": "一覧に出る短い説明" },
  { "Reading": "ぎけん", "Surface": "技術検討会" }
]

Reading はひらがなの読み、Surface は実際に入力される文字です。
Title と Description は、リストの内容に合うものを考えてください。

変換する言葉:
(ここに集めた言葉を貼る)
出てきたものは UTF-8 で保存し、ファイル名を半角英数字にしてください。そのまま「インポート」から取り込めます。
並び方や配ったときの状態を決めたいときは、出てきた JSON の Meta の行に1つ書き足します。次の2つで説明しています。

候補の後ろに回したいとき

絵文字のように「ふつうの変換より後ろでいい」ものは、Meta に "Late": true を足します。 そのパックの言葉は、読みが一致したときも候補帯の最後にまとめて並びます。

{ "Meta": true, "Late": true, "Title": "顔文字",
  "Description": "候補のうしろに顔文字を出します" }
天体名や専門用語のようにふだんの候補と同じ並びで出したいときは "Late": false にします。 書かなかったときも false と同じ扱いです。

最初は無効の状態で配りたいとき

分野が限られるパックを人に渡すときは、Meta に "DefaultOff": true を足します。 受け取った側では最初オフの状態で並ぶので、使う人が辞書画面でオンにして始められます。

{ "Meta": true, "Late": false, "DefaultOff": true, "Title": "天体写真",
  "Description": "天体名・機材名・撮影用語" }
受け取った人が最初からオンで使えるようにするときは "DefaultOff": false にします。 こちらも、書かなかったときは false と同じ扱いです。

設定の行のまとめ

書くものtrue にするとfalse/書かないと
Late候補帯のいちばん後ろに並ぶ(絵文字・顔文字向け)ふだんの候補と同じ並びで出る
DefaultOff受け取った人の側で最初オフ最初からオンで使える

◆うまくいかないとき

症状確認すること
パックの言葉が出ない「専門辞書」でそのパックが有効になっているかをご確認ください
インポートしても増えないJSON の書式をご確認ください。カンマの付け忘れ・全角の記号がよくある原因です
読みが違う言葉で出るReading をひらがなで書くと引けるようになります
絵文字が四角で出る端末のフォントによる表示です。別の端末では色や形が変わることがあります
候補が多すぎて選びにくいいま使うパックだけを有効にすると、候補帯がすっきりします

◆要望・不具合の連絡

「この分野の辞書がほしい」「この読みで出ないものがある」といったことがあれば、 サポート・お問い合わせからお知らせください。

辞書は読みと表記の対応表です。「この読みでこれが出てほしい」という形で 挙げていただけると、確認しやすくなります。